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17.慰労会

Author: 春風悠里
last update publish date: 2026-07-24 15:45:41

「どうしてこうなったんだろう」

 家庭科実習室のお客様席で、『学園パトロール隊慰労会』の垂れ幕を見ながらリュークに問いかける。金をかけている学園だけあって、テーブル席エリアまで用意されている。

「たぶんお前のせいだろ?」

「リュークたちは台車レースの時、先に戻ったじゃないか。むしろ、その時になんかあったんだろ?」

「特には……あの侯爵家の次男、セヴォルトに『ベル子とルリルリの親衛隊をつくってもいいか』と聞かれたくらいだな」

「それだろ! 早く言えよ!」

 思いっきりファンクラブじゃないか! しかもルリアンまで!? やはり前世で人気のあった二人は男心をくすぐるのだろうか。

「冗談だと思ったんだよ……」

 原因をつくったのはお前だろうという目で見られる。あのあと、どんな会話があったんだ。

 無事、変顔選手権イベントは起こらなかったようだ。顔が固定してしまった奴らが仲間と共に旧校舎に駆け込んでくるはずが、まったく来ない。おそらく俺たちの知らない間に、ただ皆で変顔をして遊ぶだけのイベントに変化したのだろう。

 問題は、ロシアンルーレットお団子事件だ。これが……おそらく、この学園パトロール
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